最近は、企画の提案に先立ち、現状把握のために、ソーシャルリスニングの活用が欠かせなくなってきた感があり、弊社にもSNS関連の調査依頼が増えています。
ソーシャルリスニングをおこなうには、専用ツールや調査担当者への依頼が必要かもしれませんが、軽く見ておきたい、というシーンもあるかと思います。
今回はツールなしでも簡易なソーシャルリスニングを実行できる、Twitter検索のテクニックをご紹介します。
使うのはブラウザ版Twitterの「高度な検索」機能です。
アプリ版には実装されておらず、ブラウザ版でもアクセスが容易ではありません。
アクセス方法を2つご紹介します。
この「高度な検索」を用いたテクニックを2つご紹介します。
特定のアカウントに寄せられたユーザーの声を見る方法です。
日本語投稿に絞るなら言語は「日本語」を選択し、「次のアカウントへの@ツイート」の欄に見たいアカウントを@付で入力します。
「次のキーワードのいずれかを含む」に、ポジティブ・ネガティブ、双方のキーワードを入れることで特定のもの・ことに対してユーザーが直近で抱いている感情を概観できます。
例えば、「宇宙旅行の価格」に対するユーザーの感想は、「高い」「安い」のどちらでしょうか?
「リスクが高い」「関心が高い」等、知りたいこととは違う、結果から除外したい投稿があれば、「次のキーワードを含まない」に「リスク関心」と入力します。
表示された検索結果の投稿一覧を、ざーっとスクロールして見ていくと、ポジティブな意見が多い等、おおよその傾向が見えてきます。
比較したい内容に応じて「欲しいORいらないOR苦手」等、キーワードを変えれば、見たい切り口を変更できます。
「高度な検索」には多様な機能がありますので、ぜひいろいろお試しください。
ご紹介したTwitter「高度な検索」ですが、検索結果の表示件数に制限があるため、限定的な範囲しか閲覧できませんし、ウィンドウを開くたびにフォームが空白になるので、条件が複雑になる程、入力の手間がかかります。
軽く見ておきたい程度のシーンで活用いただけたら良いかと思います。
弊社では、専門ツールを使ったうえ、そのまま企画書にもご使用いただけるレポートもご用意できますので踏み込んだ調査が必要な場合は、ぜひお声がけください。
その他、ビジネス資料作成や、リサーチ・データ収集、各種レポート作成、サイト・LP校正などクライアント様のニーズに合わせて幅広く業務代行させていただいております。