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無料配布「Grok」SNS分析速報レポート

無料配布「Grok」SNS分析速報レポート

GrokとはX(旧Twitter)と連携した、
OpenAI社のChatGPTや、GoogleのGeminiと同様の対話型AIで、
Xのホーム画面のGrokアイコンから、
もしくは通常の投稿に「@grok」とメンションすることで、
Grokに回答させて使うことできます。

2025年2月18日にGrok 3がリリース、
さらに同年7月10日には最新のGrok 4がリリースされ、
Grok 3のリリース前には、
イーロン・マスク氏が「世界で最も賢い」とXに投稿したことで注目を集めました。


(https://x.com/elonmusk/status/1890958798841389499)

AI技術は日々進歩し、ますます注目を集めていると思われますが、
早速X上では、Grokが使われたり、様々な投稿がおこなわれたりしているようです。

弊社では、XなどSNS上の投稿データを分析し、
一般ユーザーの声を可視化する「SNS話題量調査」をおこなっており、
1.5万円から利用できる簡易的なクイックリサーチサービスも提供しております。

今回そのクイックリサーチを用いて、
「Grok 3リリース後から半年間の2月18日~8月17日」の期間で、
日本語のX投稿を集計・分析してみました。

「@grok」クイックリサーチ

今回はメンションするときの「@grok」で集計したレポートを公開しますので、
下記よりダウンロードください。

PDF:LA_QuickResearch_Grok_250218-0817.pdf

簡易的な分析

今回は簡易レポートですのでそこまで深い分析はおこなっておりませんが、
下記のような点が見られました。

・7月20日頃までは一日あたりの投稿件数が少なく、7月終盤で急激に増加した。

・投稿件数が急激に増加した期間の頻出キーワードに「アカウント」が見られた。

7月終盤で投稿件数が急激に増加した背景には、
下記のようにGrokでアカウント分析する流行があったようで、
7月30日には年齢、性格、家族構成、等のパーソナルな内容まで質問しているようでした。

7月14日にはiOS版Grokでアバターと対話できる「コンパニオンモード」が追加され、
リポスト1位のイーロン・マスク氏の投稿にあった、
同モードで会話できるアバター「Ani(アニ)」の登場も、
投稿件数急増の一因ではないかと思われます。

締め

8月11日からは制限付きですが、
処理速度と精度が大幅に改善されたGrok 4が無料で利用できるようになりました。
最新のGrokが今後X上でどのように活用されていくのか楽しみですね。

今回のような
新サービスリリース後の反応分析
以外にも
・競合商品との話題量の比較
・新商品開発のための一般ユーザーのニーズ調査
・ターゲット層の関心を調べる流行調査
などにも活用できますし、より深く分析することも可能ですので、
SNS上の動きで気になることがあればお気軽にお問い合わせください。