皆様は文字校正をおこなうと、どういった間違いが出てくると思いますか?
「誤字脱字」「表記ゆれ」などを思い浮かべる方は多いのではないかと思いますが、それ以外で弊社の指摘回数上位に入るものとして「重ね言葉」があります。
実はこの「重ね言葉」、指摘回数上位に入るだけあって、皆様結構使ってしまっているんです!
そこで今回は、気付かずによく使ってしまいがちな「重ね言葉」をご紹介します。
同じ漢字、または同じ意味の言葉を重ねて使うことや、違う言い回しでも同じような意味を含む言葉を重ねて使うことを「重ね言葉」といいます。
「痛」を2回使ってしまっている「頭痛が痛い」なんかは有名ですよね。
弊社で実際によく行っている指摘例を5つまとめてみました!
「およそ/約/だいたい」と「ほど/程度/くらい」が重複する部分にあたります。
正解例
「およそ○○万円/○○万円ほど/約○○万円/○○万円程度/だいたい○○万/○○万くらい」
「各」と「ごと」が重複する部分にあたります。
正解例
「各企業に(で)」もしくは「企業ごとに」
「第」と「(回)目」が重複する部分にあたります。
正解例
「第○回」もしくは「○回目」
「引き続き」と「続行する」が重複する部分にあたります。
正解例
「引き続き○○をする」もしくは「○○を続行する」
「平均」と「アベレージ」が重複する部分にあたります。
正解例
「平均は○○」もしくは「アベレージは○○」
今回は5つを例に挙げましたが、他にも使ってしまいがちな重ね言葉はまだまだあります。
せっかく頑張って作り上げたサイトや資料の文章が稚拙になっていては全体の質を下げることにもつながりかねません。
とても細部ではありますが、知っている人からすると、「あっ!?」と思われている可能性があります。
そうならないためにも、文章を書くときには今回ご紹介した「重ね言葉」を意識してみてください。
セルフチェックに時間をかけていられない、セルフチェックだけでは不安というときには、ぜひ弊社の文字校正サービスをご利用ください。
その他にもビジネス資料作成や、リサーチ・データ収集、SNS話題量調査、各種レポート作成などクライアント様のニーズに合わせて幅広く業務代行させていただいております。
弊社でお手伝いできることがございましたら、ぜひお気軽にお申しつけください。