業務効率化ブログ

  • Excel

実はボタン一つで解決 Excelリスト重複削除と実務での使い方

分担しておこなった調査結果や、個々で持っていた顧客リストを集約するときなど、例えば、リストの重複分を整理するのが面倒に思われたことはありませんか?最近のExcelは新機能が増えていて、実は、重複の削除はボタン一つでできる様になっています。

今回はデータ整理のテクニックをご紹介します。

Excelリスト重複削除と実務での使い方

Excelリスト重複削除のテクニック

Excelリストを統合したときに、まず処理したいのは重複の削除です。顧客リストであれば、メールアドレスといった一意の項目に対して、この処理をおこなうと、同一メールアドレスを持つリストを一つだけ(一番上の行)を残して、他は削除されます。

次に、「取引先として会社名だけを残したい」といったケースで、会社名の項目の「株式会社A」が、「(株)A」や「(株)A」と、表記がバラバラの場合、先ほどの重複削除の機能は使えません。

そんなときは、Ctrl+Hの「置換」を用いて、例えば半角の「(株)」に統一した後に、重複削除をおこないます。

また、全角と半角が混ざっているときは、別の列を用意する必要がありますが、関数を使う方法があります。半角に統一するならASC関数、全角に統一するならJIS関数が使えます。

応用編

外資系企業ですと、資料を英語に翻訳して共有したいケースがあるかと思います。これはExcelではなく、Googleのスプレッドシートの関数になりますが、下図の例はE列の日本語で記入された住所を、英語に翻訳した結果を出力する関数をF列に入力しています。

このように、リスト化したデータを整理するときに、毎回「面倒だ」と思うことがあれば、既に解決策が機能として搭載されている可能性があります。業務効率化のポイントになりますので、意識してみてください。

今回は、持ち寄ったリストを統合した後の整理テクニックをご紹介しましたが、もともとのデータのフォーマットが異なっていて、統合すること自体に手間がかかるケースもありますよね。

統合作業に関しては、なかなかブログでは簡単に紹介できないのですが、当社には様々なノウハウがありますので、そうした手間がありましたらご相談ください。

その他、弊社では、資料作成、リサーチ・データ収集、SNS話題量調査、各種レポート作成やサイト/LP校正などクライアント様のニーズに合わせて幅広く業務代行させていただいております。お気軽にご相談ください。