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ミスタードーナツ「もっちゅりん」SNS分析速報レポート “幻のドーナツ”復活、「買えた」「売り切れ」が交差した発売日の購買行動

もっちゅりん

2026年6月3日、ミスタードーナツの「もっちゅりん」が期間限定で復活販売されました。
前年に売り切れが続出し、SNS等で”幻のドーナツ”とも呼ばれ、今回は当初予定されていた第2弾の発売が中止されるほどの反響の大きさが話題となりました。

そこで、弊社サービス「話題量クイックリサーチ」を用いて、2026年6月の「もっちゅりん」再販の購買行動に関するXの投稿状況とオンラインニュースの状況を確認しました。

本内容では、投稿量・ニュース件数の推移、特徴的なピーク時点のリポスト上位投稿、もっちゅりんに関連する頻出キーワードなど、実際のサービスでご提供しているレポートの一部をサンプルとしてお届けします。

1日に2度訪れた拡散のピーク

X投稿件数の推移を見ると、発売日である6月3日に投稿が集中し、同じ1日のなかで2回、大きく投稿が増えているタイミングが確認できます。

1回目は同日の正午前後、2回目は同日の午後から夜にかけてです。それぞれのピークについて、投稿件数やリポスト上位投稿、頻出キーワードの傾向を見ていきます。

1回目のピーク 発売告知: 6月3日 11:00~13:59

1回目のピークでは、投稿数は3時間で3,489件でした。

このタイミングでは、一般ユーザーによる店舗ごとの販売情報(各店の製造個数など、入手に役立つ情報)の共有が最も大きくリポストされ、『どこで・どうすれば買えるか』という入手方法への関心が投稿を押し上げていた様子が見られました。

リポスト1位(リポスト数:3,710) ※7月9日時点

頻出キーワードを確認すると、「期間」「限定」「店頭」「販売」「事前」「予約」「渡し」「開始」「並ぶ」「買える」「場所」など、商品そのものへの関心だけでなく、入手方法や購入できるかどうかへの関心が高まっていたことが読み取れます。

2回目のピーク 販売開始後の購買報告: 6月3日 17:00~19:59

一方、2回目のピークでは、投稿数は3時間で5,044件と期間中で最大となりました。

このタイミングでは、実際に購入・喫食したユーザーによる『買えた』報告や実食の感想が拡散の中心となりました。リポスト1位も『今年も、もっちゅりん食べれて幸せ』という実食写真付きの投稿で、開店前からの行列や完売、売り切れへの残念な声とあわせて、購買体験そのものの共有へと話題の中心が移っていった様子が見られました。

リポスト1位(リポスト数:31) ※7月9日時点

頻出キーワードからは、1回目のピークの頻出キーワードに加えて、「売り切れ」「売り切れる」「無くなる」「悲しい」「行列」「入手」「困難」「諦める」といったワードが出てきたことも確認できました。

ピークを形成する要素の違い

どちらのピークも同じ6月3日に発生したものですが、拡散の起点となった投稿の性質には違いがありました。

1回目に発生したピークでは、一般ユーザーによる店舗ごとの販売情報(各店の製造個数など、入手に役立つ情報)の共有がリポストの起点となり、「どこで・どうすれば買えるか」という入手方法への関心が中心でした。一方で2回目のピークでは、実際に購入・喫食したユーザーによる「買えた」報告や実食の感想が拡散の中心となり、購買体験そのものの共有へと関心が移っていきました。

投稿件数の推移だけでは、その盛り上がりの実態までは見えてきません。

しかし今回、リポスト上位投稿の内容を確認したことで、「入手方法への関心が中心となった1回目」と「購買体験の共有が中心となった2回目」という、拡散の構造の違いを具体的に浮き彫りにすることができました。

投稿にみられた感情の傾向

投稿内容を機械判定で分類したところ、ポジティブが56%、ネガティブが21%という構成が確認できました。

購入できた喜びの声と、売り切れに対する落胆の声が同時に広がっていた様子がうかがえます。前年からの“幻のドーナツ”という文脈が需要を底上げし、ニュースの露出に呼応する形でSNS上の反応が加速していった構造が読み取れました。

ニュース報道にみられた2つの波

オンラインニュースの件数推移を見ると、報道もまた6月3日に集中し、10:00~12:59と13:00~15:59の2回、性質の異なる波が確認できました。

10時から12時台は「本日発売」「期間限定」を軸とした速報型の報道が中心で、「新フレーバー追加」という話題性もあり、シェア数が突出した記事も見られました。13時から15時台は、「行列えっぐ」「予約なしで買えた?」「とんでもない人」「開店9分くらいで完売」「台風でも完売する店舗も」「食べられた」「売り切れてた」など、購買現場の様子を伝える実況型の報道へと移り変わり、消費者の購入体験に関心が移っていった様子が読み取れます。

ただし、この2回目の波はニュースの件数・シェア数ともに少なく、報道としての広がりは限定的でした。一方、X上では午後を通じて購買行動にもとづく投稿が拡散し、盛り上がりが続いていました。同じ出来事でも、ニュースとSNSでは反応の大きさや続き方が異なるという、媒体ごとの違いが表れていたと考えられます。

まずはクイックに可視化しませんか?

今回のように、

  • 投稿量やニュース件数のピークの発生タイミング
  • 拡散の起点となった投稿
  • 投稿内容の傾向や頻出キーワード

といったデータを整理することで、話題の広がり方や反応の構造を把握するための材料としてご活用いただけます。

弊社は、Xの投稿状況を分析し、一般ユーザーの声を可視化する「SNS話題量調査」を提供しています。例えば市場・競合の投稿傾向の把握、話題化したトピックの拡散構造の整理、キーワード・投稿内容の傾向分析など、短期間で把握できる範囲の簡易調査が可能です。

「どのような切り口で話題が広がっているのか」

「施策のどのタイミングで反応が生まれているのか」

といった観点の初期整理としてご活用いただけます。

詳細な調査項目やサンプルについては、お気軽にお問い合わせください。

調査概要

実施期間
2026年6月1日~2026年6月10日

調査方法
SNS分析ツール等を使用し、調査期間内の対象媒体の投稿データを収集・分析

対象媒体
X(旧Twitter)、オンラインニュース

検索キーワード
(もっちゅりん OR もちゅりん OR もちゅ活 OR モッチュリン OR mocchurin) AND (買え OR 食べ OR ゲット OR 入手 OR 並ん OR 予約 OR 受け取り OR 事前 OR ネットオーダー OR 販売スケジュール OR 店舗在庫)

※当調査目的に沿わない内容の投稿を除外するための除外キーワードも設定しています。