皆様、「クレアチン」をご存じですか?
「クレアチン」とはアミノ酸の一種で、筋肉がエネルギーを消費する際に利用するATP(アデノシン三リン酸)の再合成を助けると言われており、主に短距離走や高強度な筋トレといった、短時間で爆発的なパワーが必要な運動をするときに愛用されているのですが、最近は運動以外でも使用されているようです。
弊社では、XなどSNS上の投稿データを分析し、一般ユーザーの声を可視化する「SNS話題量調査」をおこなっており、今回はその手法を用いて、「クレアチン」に関するXの投稿状況から、運動以外でどのように使用されているか調べてみます。
今回は、「SNS話題量調査」で実際に提供しているレポートを、サンプルとしてお届けします。
目次

調査期間中のリポスト上位5投稿の内容を見ると、リポスト2位以外は従来の運動目的ではなく、ビジネスパーソンのメンタル・体調管理といった、日常のパフォーマンスハックでの使用に言及した内容でした。
リポスト1位
カフェインと言えばこれ。 https://t.co/MJaDddrcZi pic.twitter.com/qzdZjZ0Szz
— 玄米 (@genmai_tokyo) February 23, 2026
リポスト2位
ジムに9年通ってきて、思いつく限りのフィットネスのコツを全部まとめた。
アルコールをやめろ。
ウエストが1インチ減る=脂肪3〜4ポンド減少。体重計の数字だけがすべてじゃない。
最初の食事で最低50gのタンパク質を摂る。
週に1回、24時間の断食をする。… https://t.co/Z2GeOJ1yUj— チタロ (@PAGE4163929) February 24, 2026
リポスト3位
僕がコーヒーを1日1杯に制限して、クレアチンサプリを飲む理由が詰まってます。
21時間の睡眠不足状態の被験者に、クレアチンを体重1kgあたり0.35g(体重70kgの人で約25g)を単回投与した結果↓↓

1.脳内のリン酸クレアチンとATPレベル回復
2.記憶テスト(単語記憶課題)のスコア改善… https://t.co/u9LKFS4anN— 中野優作|CAR and LIFE. (@yuusaku_buddica) February 23, 2026
リポスト4位
クレアチンを飲みながら年齢を詐称してるVtuberの友人Vtuber pic.twitter.com/pXKIwnu4cw
— なまず バアド4巻発売中!!!!!!! (@namazu4545) February 27, 2026
リポスト5位
これ秘密にして欲しいのですが、
ADHDで「頭働かん」「疲れやすい」って人。クレアチン飲んでみてください。僕も毎日飲んでます。— セナ@ADHDを才能に変える思考法 (@otonashikotoba) February 24, 2026
早速、運動以外での用途が見つかりましたが、これだけで終わると味気ないので、少し深掘りして他に分かりそうなことがないか探してみます。
調査期間中の「上位の頻出キーワード」を見ると、黄枠で囲った、「クレアチン」そのものや「筋肉」「エネルギー」「ATP」といった、冒頭で説明したクレアチンに関するワードの他にも、赤枠で囲った、「寝不足」「パフォーマンス」「疲労」といった、リポスト上位投稿で見られた日常のパフォーマンスハックでの使用に関するワードが、頻出キーワードにも表れていました。

ここまでは「SNS話題量調査」のレポートだけで分かる内容です、もう少し深掘りしてみます。
リポスト上位投稿にあったワードや赤枠で囲ったワードを含む投稿は、運動以外に関する投稿と仮定し、調査期間中の投稿件数推移を見ると、緑枠で囲った2/22~2/25付近で総投稿件数に占める割合が高くなっていました。
また、最も割合が高かった日は投稿件数が期間中最大となった2/24で、約5割を占めていたのがわかりました。

運動以外での使用に言及した投稿の割合が高くなった要因が気になるので、調査期間中の運動以外に関する投稿のオリジナル投稿とリポスト投稿の件数推移見たところ、2/24の投稿件数の殆どが、リポスト1位と3位のリポスト投稿であったことが分かりました。
実際の投稿内容を確認すると、2/23に投稿された「カフェインの代替としてクレアチン摂取を推奨するリポスト3位の投稿自体。」と、同日の「その投稿を引用しつつカフェイン摂取の悪影響を伝えることで、元投稿の主張を補強したリポスト1位の投稿。」が、ともに2/24にかけて爆発的にリポストされており、この両者の掛け合わせによって一時的なバズになったのではないかと推測します。

今回はXの投稿状況から、「クレアチン」の運動以外で使用されている用途が見つかり、深掘りしたことで、2/24のバズ要因を推測することもできました。
今回のように「SNS話題量調査」は、想定していなかった用途を探すことにも有効です。
さらに、流行しているように見えるトレンドを、こうしてデータを分解することで、どのような主張の投稿がバズを生み出したのか、その経緯の特定にもご活用いただけます。
今回のような内容以外にも、
などにも活用できますし、より深掘りすることも可能ですので、
SNS上の動きで気になることがあればお気軽にお問い合わせください。